2011 年 6 月 8 日 / 最終更新日時 : 2024 年 2 月 20 日 三宅 和久 ボランティア 2011年の活動その1 2011年のゴールデンウィーク、 今年もまたミャンマーへの渡航時期を迎えました。 私と父、清水さんの3人で、鍼灸用の針2万5千本とモグサ10kg、パソコン2台を運びました。 4月26日12時前に福岡を出発し、ヤンゴン着はミャンマー時間で19時前。 マンダレーの伝統病院とヤンゴンの伝統医学病院に事前に税関の書類を作成してもらっていたおかげで、今回は税関でのトラブルもなく無事入国。 翌朝早朝の飛行機でバガンへ移動しました。 パコック市と対岸を結ぶ橋は昨年建設が始まりましたが未だ出来上がっておらず、 対岸までタクシーで来たものの、結局舟で渡ることとなりました。 しかも舟代の高騰ぶりにビックリ!!ガソリン代が上がっていることとドル安で、今までで最高にタクシーや舟の料金が高くなっていました 尼さんたち。貧しい家も子が多く預けられています 2006年に漫画家 中井芽菜さんが 描いてくれた仏像が 縮小コピーされて 仏壇に飾られ 拝まれていました。 何か感慨深いものが あります。 昨年大風で壊れた校舎は全て修復されていました。 黒板も見えにくい旧式のものから、ホワイトボードに変わっていました。表面には日本から寄贈されたものとビルマ語で記載されています。 まず会計の監査。 奨学金の使い方が適正かどうかチェックします。問題がないのを確認の後、今年の奨学金授与式。 現在、学費が年々上がっていくのが頭の痛い問題です。 奨学金開始の時は中学高校6年間の学費が30万チャット以下でした。それが40万チャットになり、今ではその40万チャットが中学4年間か高校2年間だけの学費になってしまいました。不足しがちな奨学金を、運営の工夫で乗り切ってもらっている状態です 夜は奨学生や先生たちを招いて会食。 3年前にデモがあってからは、数人集まると政治集会と見なされて危険な状態が続いて いたので、会食は実に3年ぶりです。この時、奨学金を希望する医学生と面談し、 今の生活状況などを詳しく聞きました。