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月経痛 の漢方治療
投稿日:2021年11月6日(土)

月経痛の漢方治療

漢方では、全身をエネルギーである『気』と血液が順調に流れていると
問題が無く、流れが悪くなると体に具合の悪いところが出て、
流れが止まったところには痛みが生じると考えます。

生理痛は子宮で『気』と『血』の流れが止まり痛みが生じるものです。
流れが止まる原因は、
①ストレスで肝ののびのびした気の流れが止まり
子宮でも気血が止まったもの
②気血の量が少なく、流れが細い為小さなストレスや
冷えでも影響を受けて止まってしまうもの
③子宮が冷えて子宮の部分で気血の流れが遅くなり
止まってしまうもの
④ストレスや『血』の不足から、血液が固まる『瘀血』ができ
それが気血の流れを塞いで止まってしまうもの
⑤子宮に湿気の邪である『痰湿』が溜まり、その粘る性質のため
子宮での気血の流れが止められてしまうものなどです。
これらは単独で生理痛の原因になることもあれば
いくつか重なり合って生理痛になることもあります。

治療法は
①の場合、気をのびのび動かす薬を、
②の場合、『気』や『血』を増やす薬に
『気』や『血』を動かす薬を混ぜて、
③の場合、子宮を暖める薬を
④の場合、『瘀血』を溶かして散す薬を
⑤の場合、『痰湿』を除く薬を使います。

ただし、漢方薬を飲んでも、睡眠不足があると気血が不足して、流れが弱くなり、薬の効きが落ちます。
女性の場合、現状維持でも睡眠は7時間から7時間半は必要ですので、痛みを治す時はこれより1時間以上多く寝て、『血』を増やす必要があります。
生理痛が軽い時で8時間半、痛みがきつい時は9時間寝ると、3回月経が来るくらいで痛みが消失し、それから睡眠を30分減らせます。
それでも痛みが無ければ、漢方薬を減らしていき、やがて漢方薬も要らなくなります。

さらに詳しく知りたい方は拙著「マンガ 睡眠と漢方で治す婦人科疾患」をご覧下さい。

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