高野山・熊野 民間漢薬探訪の旅~その2~


偶然に参拝した成福院(じょうふくいん)。
ビルマに縁が深いお寺でした。
三宅漢方医院のビルマ(ミャンマー)での活動を
お話すると、成福院で発行された大戦中の写真集を
下さいました。成福院の故上田天端大僧正が
行かれた地域は、私の伯父が大戦中に行った地域と
重なっており、また私が現在活動している地域とも
重なっています。これも仏縁でしょうか。
この御縁を大切にしていきたいと思っております。


弘法大師御廟で身を清めるため手に塗る粉。
塗香というもので、ほんの少し塗るだけで、
すっとする香りが漂います。
白檀、鬱金、竜脳などを混ぜたもので、町の
お香屋さんに売っていました。
右端の容器は塗香を入れるもので、紫檀製です。



高野山で2日過ごした後、
日本一長い普通バス路線を使って、熊野本宮大社へ。
通ったバス亭実に111こ!

この神社のシンボルは3本足のカラス・八咫烏です。
原型はホームページでも
御紹介した古代中国の信仰、太陽に住む3本足の烏です。

この近くには小栗判官が
毒消しに効いたという湯の峰温泉があります。
しかし、温泉に浸かって解毒できるんかいな?


徐福公園


徐福像


徐福の墓(と、されている・・・。)

最後の訪問地、和歌山県新宮市には
徐福公園があります。
日本各地に徐福伝説が残っていますが、
この地もその一つ。
ここでは天台烏薬が名物で、説明板によると、
徐福が捜し求めた不老長寿の薬が、この
天台烏薬であるとか・・・。
横の土産物店では烏薬茶を売っていました。
買いませんでしたけど・・・。

 

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