チェンライ その1  山岳民族の村へ象でトレッキング ゴールデントライアングル

2017年5月4日から8日まで
ミャンマーからの帰りに北部タイの
チェンライに寄ってきました。
初めてタイに行ったのが1991年でチェンライでしたので、
実に26年ぶりの再訪です。

前回はバンコクから夜行バスで行きましたが、
今回は飛行機です。
空港で楽団が伝統音楽でお出迎えです。

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チェンライの街はすっかり現代的になっており、
セブンイレブンもあちこちにあって、日本と
あまり大差なくなっていました。
前回は未舗装の道をバイクで走って、
満月に虫の音と、トトロの世界のようでしたが・・・。

翌日、旅行会社に頼んで、
象のトレッキングに行きました。

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象のトレッキングの中心、ルーミット村。
ここも前回来ましたが、道はきれいになり、
村も以前と少し場所が変わっていました。

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ここはカレン族の村。
未婚の女性は白い貫頭衣を来ます。
結婚したら色付きの貫頭衣です。

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象の背中は結構乗り心地が良いものでした。
生き物なので、時々草やバナナの葉をつまみ食い
したり、水を背中にかけたり、くしゃみして鼻水を
こちらの服に付けたりはありますが・・・。
人しか通れないように見えるところでも
上手に通ります。

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周りでは焼き畑が行われて
いました。前回は照葉樹林文化論に
興味を持って、ここへ来ましたが、
今でもその文化は生きています。

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ガイドさんと象の背中に乗っての写真撮影。
何か山川惣治の“少年ケニア”みたい・・・。
例えが古過ぎますかねえ・・・。

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象の背に揺られて、山をいくつか越え、
2時間後にラフ族のヤフー村に着きました。

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ラフ族の村入口にある魔除け。
ラフ族の宗教は自然崇拝です。

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降車場ならぬ降象場。かなり高い
高床式家屋の2階部分です。
1階は物置やブタの場所、
2階が人の居住場所。

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果物頂戴とおねだり。
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煮炊きは囲炉裏です。
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ヤフー村の家々。
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今ではブタの代わりに、
車が1階にいたりします。

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魔除けで
ぶら下げてある
蜂の巣

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こちらは稲穂。
稲霊信仰でしょうか?

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村の正面の入口には綺麗な魔除けが
いくつも並んでいました。
象で来たのは村の裏口です。

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村の外にあるラフ族の墓。
一つの墓に一人葬るようです。

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旅行会社の車で、今度はアカ族のアパ村にやって来ました。
アカ族は中国雲南省ではハニ族の一氏族でアイニ族と呼ばれています。
ハニ族は大和民族との共通性が注目されており、ハニとはハ人の意味、
和人もハ人です。紅河のハニ族は日本とそっくりな下駄を履いています。

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コウモリとカエルの干物。
薬だそうです。

   

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お祭りで使う高いブランコ
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アカ族の魔除けの門。鳥居そっくりです。ジブリの
もののけ姫でアシタカの村にそっくりな門がありましたね。
神聖な門なので、一般の村人は触ってはならず、
もし触ったら、作り直すか、精霊をなだめるため
ブタを1匹屠って捧げなければなりません。

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門のそばに置いてある男女像。

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神聖な星印もあります。

この門は中国雲南省では
龍巴門と呼ばれ、
私は2001年に見に行きました。
右の写真は雲南省の
アイニ族のものです。

ちなみにアイニ語では
私のことをアクと言います。
アカ族のアカと同じです。

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鉄砲の形の飾り
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門の上にブタと星印
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格朗和の黒龍譚村の龍巴門
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犬と剣と鳥が飾ってあります。
将に鳥居!

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ブランコも同じです。
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アイニ族の女性。
正月の祭ガタンパ節の
時に撮影。

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翌日はバスで1時間半かけてチェンセーンに行き、そこからソンテオ(乗合自動車)に乗り換えて
ゴールデントライアングルに行きました。
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メコン河。向かって左からタイ、中央がミャンマー、右がラオスです。

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簡単な手続きでラオスの交易市に
行くことができます。

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まむし酒ならぬコブラ酒。
どうやってとぐろを巻かせたか
不思議です。

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巨大なサソリも売っていました。
コブラは生薬好きの漢方薬店店主への
お土産となりました・・・。

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このコブラは特大です。
漬けた酒を飲まされましたが
酒が強くて味は良く
わかりませんでした・・・。