漢方と読みます!

古文という中国の戦国時代(紀元前403年から紀元前221年まで)の字で
漢方と書いてあります。
ハンコによく使う篆書はその後秦の始皇帝が中国を統一した時、
各地の字体も統一して作ったもので、小篆とも言います。

篆書の漢方→

白川静の“字統”によると、“漢”とは元々“漾(よう)”という河の名前で、この河は今は
漢水と呼ばれています。陜西省の西部より東南に流れ、武漢に到って長江に入る河だそうです。
“漢”は漢王朝以来中国を意味するようになり、五胡十六国時代(紀元304年から439年)以後に男を漢子と言ったり、誉めて好漢、英雄漢のように言うようになったそうです。